競馬で勝つためには

競馬で勝つためには、回収率は 実オッズ×期待確率です。
回収率は一般的には
払い戻し金額(配当金額)÷ 投資金額合計 です。
これは間違っているわけではありません。

 

ですが、これだけではどのように回収率を上げるのか
的確な戦略も戦術も何も見えてきません。

 

上記の式では回収率を上げるということは
配当金額を上げるか、投資金額を下げるかの
どちらかしかないからです。

 

これをそれぞれの項目を分解し、展開していくと
実は戦略、戦術が見えてきます。

 

なるべく簡単にするために1レース1馬券種で考えます。
(複勝、ワイドを除く)

 

回収率=配当金額÷投資金額合計
配当金額=最終払い戻しオッズ×的中投資金額

回収率=最終払い戻しオッズ×的中投資金額÷投資金額合計
的中投資金額÷投資金額合計=的中率

回収率=最終払い戻しオッズ×的中率

 

となります。

 

つまり回収率を上げるということは
的中時の払い戻しオッズを上げるか、
的中率を上げるかのどちらかということです。

 

当たり前なことのようですが
この目に見えた事柄をしっかりと考えることが
競馬で勝つ道を歩むことになります。

 

 

さて、的中率は確率で捉えることとなります。
確率は事後確率と事前確率があります。
事後確率は実際に起こった確率で的中率と考えてもらっていいです。
事前確率はその事象が起こるであろう確率を予想したもので
分かりやすく伝えるためにINSIGHTでは期待確率と呼んでいます。

 

期待確率ですが
例えばサイコロを振ったときに
1が出る期待確率は1/6です。
そして6回振ったときに
1が1回でたら1/6が事後確率です。
もし1が2回出たら事後確率は2/6となります。

 

この2つの確率は短期で見ると
一致しないことも多いですが
長いスパンで見るとこの2つの確率が収斂していくのは
サイコロなどを頭に浮かべるとお分かりになると思います。

 

これを競馬において考えることが大事となります。

 

もちろん競馬は不確定要素が非常に多いものですから
正確な確率を出すことは出来ませんが
統計と能力比較そして累積経験量によって絶えず考え、
期待確率と的中率を収斂させ
それを実オッズと掛けることによって
回収率のUPと安定を図ることが
競馬で勝つ道を歩むベースとなります。

 

どんなに高い確率でも
払い戻しとなるオッズがそれに見合わなければ
長い期間では必ず負けにつながります。

 

例えば1/2の確率で的中してもオッズが1.6倍であったなら・・・

 

それより1/10の確率でオッズが12倍あるほうが
長い期間でみたら必ず勝ちに繋がるということです。

 

しかし期待確率を正確に出すのは至難の業です。
上記に書いたように統計と能力比較そして累積経験量が必要です。

 

そこで誰でも簡単に上記を行うことが出来るのが
能力評価と人気の乖離を使うものです。

 

例えば当サイトにおける評価印A〜Zは
様々な要素を考えた当該レースでの馬の能力比較です。

 

A、B,C、D(1〜4)は能力順に7頭並べています。
(Zは別の観点の比重を多くしていますので
単に8番目の評価という訳ではありません。)

 

人気はオッズとして実際に馬券購入されたことによって決まります。
人気(オッズ)は様々な事象や思惑を呑み込んだ総合的な指数となりますが
競馬新聞の評価や一部マスコミでの露出などによって
必ずしも馬の能力が正確に現されたものではありません。

 

そこで当サイトによる能力順に並べたものと
人気順に並べたものを比べます。

 

例えば当サイト評価がAの馬が人気も1番人気だとします。
当然の結果と言えますし、おいしいところはありません。

 

しかし当サイト評価がBの馬が人気が5番人気だとします。
馬の能力が正しくオッズに反映していないということです。
とてもおいしい馬券となる可能性が高いと考えます。
別の言い方をすると
Bの馬は期待確率に反して実オッズが高いということです。
これをチャンスと捉えるということです。

 

競馬は必ずしも能力順に結果が決まるものではありません。
ましてや人気で決まるわけではありません。
人気を基準にすると必ず大数の法則(競馬であれば約75%の期待値)
に呑み込まれます。

 

実オッズ×期待確率を考えることが勝利への道の一歩となります。

 

 

そしてまた、当サイト情報の活用方法は
貴方の今までの競馬に対する概念を
根本的に変えてしまうかも知れません。

 

通常の競馬情報会社の情報は
◎を軸に馬券種に関わらず○▲△×などの馬に流す、
或いは◎○の2頭軸で3連単や3連複を買う
などと言ったものですが
当サイトではそうした考え方はしません。

 

あくまでレースの性格を考え
展開やペース、脚質そしてオッズとの関係性などから
そのレースに合ったそして自身に合った馬券のデザインを考えます。

 

例として挙げれば
高配当狙いの方でしたら波乱度Cでは
1着にはA馬を入れないデザインをしたり
波乱度BではA馬や1番人気が単勝1倍台であったら
その馬を軸に買うことは避ける  ・・・
などです。